menu(メニュー)は、1979年に設立されたデンマークのデザイン会社で、斬新でありながら、高品質、かつ機能的なテーブルウェアは、世界各国で販売されております。menuのデザインの発想は伝統的な北欧デザインが基となっており、製品の品質基準には一切の妥協はありません。menu社の本部は、ノースジーランド(デンマーク)のフレーデンブルグ城近くのとても美しい地域にあります。創造意欲をかきたて、新たな発想をもたらすこの場所には、ショールームや事務所はもちろん、デザイン部門と販売部門も所在しております。私たちmenuはうわべを追い求めている訳ではありません。我々が足を踏み入れるのは、その下にある、空間を追い求めることが好まれる、制限のない創造性、自身、企業家精神に通じる独自性が存在する未知の世界なのです。menuのオフィスの雰囲気はエネルギッシュでクリエイティブです。アイデアと発案の連続、膨大なスケッチ画、試作品そして商品サンプル。プロジェクトサイクルによる組織。カラフルに彩られた壁。ここに来れば、混沌と無秩序、汚れのない無垢なうわべといったポストモダン的な背反が見れます。芸術的なカオスに覆われた自然界と融合しながら、とぎすまされた創造的な感性はその場の雰囲気に浸透します。それはドアや窓を通り抜け、まるで優しく、無垢なブランケットのように。
menuのデザインは、非常にオープンな協力体制の中、13人のデザイナーから生み出されております。オリジナルな発想、かつ北欧のデザイン手法のもと、デザイナーは全員社員として雇用されています。デザイン及びブランドマネージャーのヤコブ・ムンクは次のように語っています。「このような環境のオフィスで仕事をすることは非常に意味があります。というのは、意思決定は迅速で、モチベーションが下がることなく、また製造過程に発想の幅を制限されることもありません。」menuデザインハウスでのダイナミックな発想は、逆に製造工場に反映されます。開発統括のビャーネ・ハンセンは断言します。「最良のデザイナーとは、ただ座って紙切れにお絵かきをするような者でなく、デザイン工程全てを考慮している者である。」デザイナーは製造工程を理解していることはもちろん、開発の工程全てをコントロールし、またCAD等を使いこなせる能力を兼ね備えています。シンプルをモットーとする北欧デザインは、新しい境界にあえて足を踏みいれます。その独自性は、世界と共に、常に何か新しいものを追い求めるものです。
「私の感性は、自然から影響を受けながら、幾何学的なデザインからより非対称の形状へと動かされました。たとえば、石の形状をアレンジする際、波動で侵食されているようなものを作りました。以前は、台所や食卓といった、屋内からのデザインを庭に取り入れるのがトレンドでしたが、現在は逆で、大自然から庭に取り入れるようになっております。」menuの製品で最も有名で最も人気のあるものの多くは、ペルニレ・ベアのデザインによるものです。ペルニレは、数え切れないほどのデザイン賞と評判を世界中で受けております。
「私は、アメーバのような単細胞の生物から、珊瑚、惑星まで、常に特徴ある自然発生的な形状から影響を受けてきました。このことは、緻密さ一緒になって、特徴のある独創的な製品に表れております。」この手法は、最新製品として追加された私たちのオリジナル製品の中で、とりわけ「ジュエリーツリー」に如実に表れており、「Red Dot Design Award 2008」を受賞しました。
デンマークの建築家ベルネル・パントンは60年代に話題になり、1998年に亡くなるまで、常に優れた製品をデザインし続けました。変革の時代、現代風の素材や贅沢な色彩をあえてしようするパントンの革新的な発想は、非常に印象深いものでした。パントンはセンセーショナルな布地、家具、そして照明デザインを融合させ、「コンチェアー」や「グローバルライト」は北欧デザインの永遠の象徴となったのです。パントンが1960年にデザインした、伝説的な布地パターンの「ジオメトリ1」は、近年menuの磁器として復刻し、以前よりも人気のものとなっております。
ヤコブ・ワグナーは、現在、著名な北欧デザイナーで、ニューヨーク近代美術館に展示されているmenuの「プロペラトリベット」を代表とする製品を生み出す、世界的にも希少なデザイナーの1人です。ヤコブのデザイン感は愛情の形によって動機づけされます。男性的なものと女性的もの、有機的なものと幾何学的なもの、対称性と非対称性など、対照的な視覚の表現の間で均衡を保ちながらデザインを生み出しています。彼は言います、「それは、人生の意味を考えさせ、私たちの感覚に疑問を呈し、また感情に訴えるものだ」と。このアプローチこそが、ヤコブがmenuと協業する上で、喜びを与えるものなのです。
ピル・ブレダル、デンマークのデザイン学校で、家具デザイナーとしての教育を受けました。資格を取得した後、実験的なプロジェクトを経験しながら、国内外で活躍しました。そして、彼女のデザインしたmenu製品の中でも、革新的な機能をもった美しく独創的なカラフェといった、素晴しい製品を生み出しました。
ベルリンに拠点を置くムルケン・ハンセン事務所は、名声とバランス、実験的なものと革新的なデザイン、といった両面をもちあわせたデザインを創造します。最新ながら、古典的なデザインは、今まで無かった発想と相互に作用して、癖の無いスタイリッシュな製品になります。機能性も見逃せません。独創的な形状をした、ブギーウージーのソルト&ペッパーシェーカーなどは良い例です。ハウケ・ムルセンとスベン・ハンセンは、数々のデザイン賞を受賞しております。製品はニューヨークのクーパー-ヒューイットなど、国際的な美術館に展示されております。
フランスのデザイナー、オーレリン・バーブリーは、印象的な経歴を持った人物です。デンマークの放送局本社ビルなどをデザインした、世界的に名高いフランスの建築家、ジャン・ヌーベルの事務所のチーフデザイナーとして、数年間働きました。